ソラマメブログ

2007年04月25日

セカンドライフ内での著者交流会

secondlife内で開催された、著者交流会の模様を伝えている記事です。
アバターを通して、イベントを行うので、日本からのアクセスの他ベトナムからアクセスして言うユーザーもいて、インターネットはすごいなと改めて感心してしまいました。
ビジネスとして成り立つようにするにはまだ時間が掛かるようです。

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<アスキー、新書『ウェブ仮想社会「セカンドライフ」 ネットビジネスの新大陸』著者交流会を開催>

(株)アスキーは19日、アスキー新書『ウェブ仮想社会「セカンドライフ」 ネットビジネスの新大陸』の刊行を記念し、著者・浅枝大志(あさえだひろし)氏を招いた“著者交流会”を米リンデン・ラボ(Linden Lab)社が運営するオンライン・コミュニケーションサービス“Second Life(セカンドライフ)”内で開催した。

浅枝氏は、Second Lifeなどのバーチャルワールドでのサービス企画・開発を手がけるベンチャー企業、(株)メルティングドッツの代表取締役を務めている。『ウェブ仮想社会「セカンドライフ」 ネットビジネスの新大陸』は、Second Lifeを未経験の人にも分かるような世界観と、そこで成り立つビジネスなどについて浅枝氏が解説を行なった本である。

著者交流会では、参加者に本書の“バーチャルブック(Second Life内で閲覧できる、本の内容の一部が参照できるファイル)”が無料配布された。また交流会に参加したSecond Lifeユーザーからの質問を受け付ける時間が設けられ、さらに浅枝氏から参加者に質問をする一幕もあった。

著者交流会では、浅枝氏は東京・九段下にあるアスキー本社の会議室からSecond Lifeにアクセスし、その様子が報道陣に公開された。

参加者から寄せられた質問として、「どのような業種・業態がSecond Lifeでビジネスとして成り立つと思うか?」という質問に浅枝氏は、「エンターテインメント関連企業は100%成り立つ」と答えた。また、「BtoB企業がSecond Lifeに参入するポイントは何か?」という質問に対しては、浅枝氏は「厳しい質問だなあ」と感心しながらも、「現在(Second Lifeに)参入している企業は、あらゆる企業が実験的な段階にある。現時点で唯一成り立つBtoBがあるとすれば、それはSecond Life参入支援くらいです(笑)」と回答した。

逆に浅枝氏から参加者への質問としては、浅枝氏が「これだけはどうしても聞きたかった」と言いながら「今リアルはどこですか?(どこからアクセスしていますか?)」とたずねると、参加者からは神戸・神奈川・大阪・市ヶ谷などといった答えが上がったほか、ベトナムと答えた参加者もいた。これに対して浅枝氏は、「みなさん、日本・海外からいらっしゃってますね。これですよ」と嬉しそうに語った。

最後に、浅枝氏とイベントの参加者が舞台に集まって記念撮影(スクリーンショットの保存)が行なわれ、交流会は幕を閉じた。

イベントを主催したアスキー 出版営業局営業企画部の坂本洋史(さかもとひろふみ)氏によると、交流会の時間、最も多いときで93人のユーザー(交流会の会場以外の場所にいたユーザーを含む)が会場のある島(サーバー)“Meltingdots ISLAND”にいたことが確認されたという。Second Lifeの仕様上、1つの島に同時に滞在できるユーザー数は100名までとなっているため、ほぼ限界まで集客できたとしている。これについて浅枝氏は、「Second Lifeを使えば低予算で100名以上のユーザーを1時間滞在させられるという、成功例に1つになったと思います。これはウェブサイトや掲示板では体験できないことです」と述べた。

交流会が終わった後、浅枝氏は交流会の感想について語り、「面白かったと心から思います。特にうれしかったのは、どこから来ましたか? と聞いた瞬間、反応が一斉にばーっと出たところ」と満足そうに語った。また、本をどんな人に読んでもらいたいかと聞いたところ、「今回の本は、いわゆるWeb 2.0、“ウェブ進化論”の次のベースになればいいと思って書きました。読んでもらいたい層としては、マーケット関係者はもちろん、一般パソコンユーザーにもぜひ読んでもらいたい」と述べた。

→詳細はコチラから

(2007年4月19日 ASCII.jpより引用)


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